フェレット

皆さんのお宅にはペットはいますか?ペットと一緒の生活は心が優しくなったり、いつも笑顔ですごせたり、辛いことがあっても乗り越えられたりといい事が沢山ありますよね!私の実家にも猫がいますが、一人暮らしを始めてからは中々会いに行けなくてとても淋しい思いをしています。私が実家に帰ると猫は、膝に乗って来たり、撫でて~!と訴えてきたりしてとてもかわいいです。ペットがいる生活のすばらしさは言葉では表せないもので、経験した人にしか分からないものだと思います。動物好きな方で、環境が整っているのであれば、ぜひとも新しい家族にペットを迎え入れて欲しいなと思います。さて、「ペットを飼おう」と決意したとき、何を飼うかが問題になってきますね。大抵は猫ちゃんかワンちゃんで、その中で種類はどうするかとか雄にするか雌にするかというところを悩むところから始まると思います。猫・犬以外だと、金魚とかハムスターとかインコなんかが飼いやすいのでいいですね。ですが、その他にも選択肢に入れてほしい、かわいい動物たちがいるんです。中には「え、こんなの飼えるの?」と思うような不思議な動物もいます!このページで珍しいペットを知って、何を飼うか沢山悩んで決めてください!

フェレットについて

フェレットは、イタチ科に属する肉食性の哺乳小動物です。イタチの一種であるヨーロッパケナガイタチもしくはステップケナガイタチから家畜化されたもので、古くからヨーロッパで飼育され、現在は世界中で飼われています。愛玩用の他に、狩猟、実験、毛皮採取にも用いられます。同じイタチ科の仲間には、ほかにイタチ、カワウソ、アナグマなどがいます。体長は成体で35~50㎝くらいでメスの方が小さい傾向にあります。毛色は個体によって様々です。かつて狩りに使われていたフェレットは、獲物と見分けやすいように、アルビノ(先天的な遺伝子疾患で毛や皮膚が白く、目が赤くなる)の個体が多く使われていました。そのためフェレットが日本に紹介される際に、フェレットの別名であるフィッチが「白イタチ」と訳されるようになりました。実際に日本で動物実験で使われるフェレットはアルビノなどの白い毛皮を持つ個体が多かったそうです。博物学者であり二名法を定着させたリンネもフェレットのことを白イタチと記述しています。フェレットの寿命は約6年~12年です。

フェレットの歴史

フェレットは野性のヨーロッパケナガイタチもしくはステップケナガイタチを家畜化・改良したものとされていますが、詳細は不明で、約3000年ほど前から飼育されていたと言われています。アリストテレスは「動物誌」の中で「イタチ」と「野生イタチ」を分けて記述しており、「イタチ」は今でいうフェレットで、「野生イタチ」は野性のケナガイタチを指しているものと考えられています。ギリシアの歴史家ストラボンはその著書の中でフェレットはアフリカからスペインに移入されたと記しています。しかし、ヨーロッパケナガイタチもステップケナガイタチも元々はアフリカには生息していません。その昔、ヨーロッパにおいて、フェレットは狩りに珍重されていました。フェレットがウサギやげっ歯類などの獲物を巣穴から追い出し、それを猟師が狩るという方法で、今でもイギリスやオーストラリアではその方法が使われています。また、ネコと同様ネズミ退治にも利用されていました。また、フェレットは狭い管の掃除にも用いられていました。フェレットの習性を利用して紐を2点の管に通して、それからブラシを通して管の中を掃除するという方法でした。電気が普及すると、フェレットに電線やケーブルに繋いだ紐を繋ぎ、狭いところの配線を手伝わせたりもしました。1908年のロンドンオリンピックでもフェレットは上記の工事に大活躍したそうです。現在は、アメリカ合衆国・カナダ・ニュージーランド等に、ペット用等のフェレットを繁殖させる大規模なファームがあり、出身ファームごとに「マーシャル」、「パスバレー」、「カナディアン」、「ミスティック」、「サウスランド」、「マウンテンビュー」などと、ファームの名称が冠されて販売されています。ただし、犬や猫のように明確な品種の差があるわけではなく、基本的には全て同様のフェレットですが、ファームにより体格や性格、毛色などの傾向に一定の差があり、それぞれにファンがついています。なお、近年新たなファームが出現と消滅を繰り返している状況で、一時アジア、オセアニア圏の新興ファームが日本向けに生体を輸出したこともありました。また、現在では中華人民共和国で繁殖された個体もペットとして輸入・販売されています。

アンゴラフェレットについて

前述したように、一般的にフェレットには犬や猫のように犬種・猫種のようなものはなく、主に出身ファームや被毛のカラー・パターンなどで分類されます。しかし、品種差で分類される例外的なフェレットもいます。それが「アンゴラフェレット」です。このアンゴラフェレットは北欧で突然変異的に発生した被毛が極端に長くなる個体の遺伝的性質を、選択的な繁殖によって人為的に固定したもので、この種類のフェレットには体格や骨格、性質などの面で他の一般的なフェレットとは異なる点が多いと言われています。特に目立つ違いとしては、前述のように被毛が非常に長くなることがあります。ただし個体差があり、非常に長い毛を持つものもいれば、一般的なフェレットとあまり変わらないものもいます。また、鼻の形も独特で、鼻腔内や鼻の表面にも短い毛が生えていることもあります。また、性格がきつく、攻撃的で懐きにくい個体が多いとも言われています。なお、北米や日本で開催されるフェレットショーにおいては、アンゴラフェレットは一般的なフェレットとは異なるものとされ、原則として出場できません。ただしアンゴラの人気が高く、飼育頭数の多い二本では、特例的にアンゴラフェレットに特化したクラスが設けられており、このクラスにのみ出場することができます。なお、ヨーロッパなどで開催されているフェレットショーはこれらとは全く異なる基準で行われているため、出場制限のない場合もあります。

ペットとしてのフェレット

フェレットの行動は、まるで成長しない子猫のようであり、一生活発で好奇心旺盛なのが特徴です。一般的にはネコよりも人間に懐き、飼い主との遊びを好むと言われています。大変頭のいい動物なので、トイレのしつけや簡単な芸を覚えさせることも可能です。YouTubeなどの動画投稿サイトでは、飼い主がフェレットに芸を指せている様子を撮影した動画が多数公開されています。普段の鳴き声はあまり大きくなく、機嫌がいいときには「クックックッ」という鳴き声で泣きます。逆に機嫌が悪いときでも「シャーッ」と小さく鳴く程度です。したがって、鳴き声によって隣家や隣室に迷惑をかけることも殆どありません。ただし、非常に驚いたときなどは「キャン!」と犬が吠えるほどの大声で鳴くことも稀にあります。家畜用に品種改良されてきたため飼い主から離れたフェレットが自然界で生き延びることができる可能性は非常に低いと考えられています。また、ペットのフェレットは発情期に大衆が非常に強くなったり、凶暴になることを嫌う飼い主が多いため、大手供給社のペットは去勢・避妊されています。このような理由から逃げ出したフェレットが野生化して増え、群れを形成するという心配はないと考えられています。

フェレットに関する法規制

アメリカ合衆国
当初は多くの州で飼育が禁止されていたのですが、1980年代から1990年代にかけて、フェレットが一般的なペットとなったことから、殆どの州で飼育が解禁されました。しかし、カリフォルニア州では今もフェレットの飼育を法律で禁じています。ハワイ州ではフェレットは「狂犬病ウイスルのキャリアとなる可能性がある」とされ、ペットとしての飼育は法律により禁じられています。合衆国領のプエルトリコでも、同様の理由でフェレットの飼育が禁じられています。また、ワシントンD.C.、ニューヨーク市など、都市単位で個別に飼育が禁止されている場合もあり、多くの米軍基地でも飼育は禁止です。ロードアイランド州などではフェレットの飼育に許可が必要です。イリノイ州およびジョージア州では、飼育に制限はありませんが、フェレットの繁殖には許可が必要となっています。テキサス州ダラスでは、過去においてフェレットの飼育が禁じられていたのですが、現行のダラス市の動物飼育に関する規則には、フェレットに対する予防接種の義務に関する記述が盛り込まれています。
日本
現在のところ、国内でフェレットの販売、流通、飼育、繁殖を制限する法律などはありません。ただし、北海道では2001年10月に施行された「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」第2条第3号に基づき、施行規則においてフェレットが「特定移入動物」に指定され、「飼い主が特定移入動物の飼養を開始したときは、その開始の日から30日以内に、規則で定めるところにより、その旨を知事に届けでないければならない。飼養を休止し、又は廃止したときも、同様とする」とされています。
その他の国
オーストラリアのクイーンズランド州およびノーザンテリトリーでは、ペットフェレットの飼育は違法となっています。オーストラリア首都特別地域およびビクトリア州では、飼育にはライセンスが必要です。また、ブラジルでは識別用のマイクロチップを埋め込み、避妊・去勢された個体のみ飼育が許可されています。アイスランドでは、販売・流通・繁殖・飼育は全て違法です。ニュージーランドも2002年から、販売・流通・繁殖が違法になりました。ポルトガルではペットとしての飼育は違法であり、政府の許可の下、狩猟用としての飼育のみが許可されています。
大好きペット!